オキドキーコンサルティング

レンタカー事業者向け ・ インバウンド対応

インバウンド対応のレンタカー予約管理を効率化する方法

予約管理 公開日:2026-06-22 最終更新:2026-06-22 約7分で読めます 文:オキドキーコンサルティング
海沿いの道を走るレンタカー(沖縄)

レンタカー事業のインバウンド対応は、(1)OTA予約メールの自動統合(2)外部チャットアプリ(カカオトーク・LINE等)に代わる多言語チャットへの一本化と自動翻訳(3)予約情報の常時共有──この3点を1つのアプリにまとめることで大きく効率化できます。本記事では、実際にレンタカー予約管理アプリ「レンタゲート」を導入した事業者が「なくなった」と実感した20項目の不便をもとに、現場の改善ポイントを整理します。

なぜインバウンドのレンタカー予約管理は煩雑になるのか

インバウンド対応のレンタカー業務が煩雑になる原因は、大きく3つに分かれます。第一に、予約が楽天トラベル・じゃらん・Klookなど複数のOTAに分散し、フォーマットの異なる予約メールを目視で確認・転記する必要があること。第二に、顧客の母国語がバラバラで、LINE・カカオトーク・WhatsApp・WeChatなど複数のチャットアプリと翻訳アプリを行き来しなければならないこと。第三に、予約内容や対応履歴が担当者個人に属人化し、現場で共有されないことです。これらは別々の問題に見えて、実際には「情報が一か所に集まっていない」という同じ根を持っています。

逆に言えば、予約と顧客対応を1つのアプリに集約すれば、転記・翻訳・本人確認・引き継ぎといった反復作業はまとめて減らせます。以下、具体的に見ていきます。

車内で紙のチェックリストに手書きで記入する様子
予約や車両の確認を紙とペンで管理すると、転記ミスや共有漏れが起きやすくなる。

改善①:OTAの予約メールを自動でひとつに

OTA予約の取りこぼしとダブルブッキングは、複数サイトの予約メールを手作業で転記する過程で生まれます。届いた予約メールを自動で読み取り、ひとつのフィードに統合すれば、サイトごとの画面を行き来する転記作業も、繁忙期の転記ミスによる車両の重複もなくなります。予約の変更・キャンセルも同じフィードに反映されるため、「最新の予約状況」を全員が同じ画面で見られます。

レンタゲートは楽天トラベル・じゃらん・Klookなど主要なOTAに対応し、順次拡大しています。対応の詳しい仕組みは 「OTAの予約メールを自動で一元管理する方法」 でも解説しています。

ノートパソコンが置かれた事務机
サイトごとに届く予約メールを1件ずつ確認・転記する作業から解放される。

改善②:外部チャットに代わる多言語チャットへ一本化

多言語接客の負担は、スタッフが日本語で入力するだけで自動翻訳され、顧客は自分の言語で読める専用チャットに一本化することで大きく減らせます。重要なのは、これは「カカオトークやLINEを連携・集約する」のではなく、外部アプリを使わずに済む自社チャットに置き換える仕組みだという点です。日本国内では法人向けカカオトークのビジネスアカウントを作れないため、多くの店が個人アカウントで対応してきましたが、その必要がなくなります。

顧客はQRコードやWebリンクから入室するだけでアプリのインストールは不要。スタッフは韓国語・英語・中国語(繁体字)など複数言語のお客様に対しても、普段どおり日本語で打ち込むだけで対応できます。翻訳アプリへのコピー&ペーストの往復も、国籍ごとに複数アプリを立ち上げて通知を気にするストレスもありません。詳しくは 「カカオトークが日本の法人で作れない問題の解決策」 で解説しています。

スマートフォンでメッセージを確認する担当者と地球儀
お客様の言語が何であれ、スタッフは日本語で入力するだけ。自動翻訳で双方が読める。

改善③:予約情報の常時共有で「本人確認」をゼロに

外部チャットでは「予約番号は何番ですか?」という本人確認が毎回発生していました。チャットルーム内に予約内容(予約番号・利用期間・受取場所・車両・オプションなど)が常に表示されていれば、誰からの連絡かが一目で分かり、本人確認のやり取りそのものが不要になります。お客様側にも予約情報とよくある質問が自動翻訳で表示されるため、「私の予約、何時からでしたっけ?」「チャイルドシートは入っていますか?」といった問い合わせが届く段階自体が減ります。

改善④:写真・位置情報で返却トラブルを防ぐ

言葉が通じない相手とのキズ確認は、ジェスチャーでは限界があります。出発前に車両の写真をチャットで共有しておけば、返却時のキズをめぐるトラブルの「双方合意のエビデンス」になります。店舗の場所や空港からの道案内も、地図リンクや写真を同じチャットで送れるため、メールや別ツールで案内し直す手間がありません。帰国後の「忘れ物はありませんか」という問い合わせも、予約番号からチャットを開いて写真を送るだけで解決できます。

レンタカーの鍵を手渡す様子
受け渡し・返却の記録をチャットに残せば、言葉が通じなくても双方の合意がとりやすい。

改善⑤:属人化と引き継ぎの解消

「あのお客様と、担当者の個人アカウントでどんな約束をしたか分からない」というブラックボックスは、インバウンド対応で最も怖い属人化です。会話履歴がアプリ内に残り、どのスタッフがログインしても「今、誰と、どんな会話を、どの言語でしているか」を共有できるため、担当者が急に休んでも、出勤しているスタッフが過去の日本語履歴を見てそのまま引き継げます。予約ごとに出庫担当・返却担当を割り当てて現場で共有することもでき、「誰が対応するか」を別のメモで管理する必要もありません。

導入事業者の声:なくなった20の不便

以下は、レンタゲートを導入したレンタカー事業者が実際に挙げた「なくなった不便」を、テーマ別に整理したものです(事業者の声を要約のうえ掲載)。

予約処理 じゃらん・楽天・Booking.com・Klookなどバラバラのフォーマットで届く予約メールを1件ずつ読んでスケジュール表へ手書きする作業がなくなった。繁忙期に手入力の遅れや勘違いで車両が重複し、当日現場で青ざめる…というヒューマンエラーの心配も根本から消えた。チャイルドシートなどオプションの付け忘れの最終確認も慌てなくて済む。

多言語接客 国内で作れないカカオトークのために個人アカウントを貸し借りし、内容を口頭共有する連携が不要に。メッセージを翻訳アプリに貼り付けて往復する作業も、4つも5つもアプリを立ち上げて通知を気にするストレスもなくなった。「韓国語だから返信が怖い」とスタッフが萎縮することもなく、新人に複雑な多言語ツールの使い方を教える必要もない。複数の外部ツールの有料プランを別々に契約・維持するコストの手間も消えた。

本人確認・連絡 「予約番号とお名前を教えてください」という二度手間がゼロに。チャットに予約情報が常に表示されるので、お客様からの確認連絡が来る段階自体が減った。フライト遅延や道迷いのインバウンド客に、高い国際電話で必死に状況を聞き出す必要もなく、通知が届くチャットですぐ繋がれる。夜中にスマホへ張り付いて急かされる精神的負担も激減した。

引き継ぎ 特定のスタッフしか進捗を把握していない状態がなくなり、誰がログインしても会話状況がひと目で分かる。担当者が急に休んでも、出勤している全員が過去の日本語履歴を見て1秒で引き継げる。

証跡・写真 店舗の場所や返却時のキズ確認写真を、メールや別ツールで送り直す必要がない。出発前に写真を送っておくだけで双方の合意が取れ、帰国後の忘れ物の問い合わせも予約番号から一発で対応できる。

※ 上記は導入事業者の体験に基づく声であり、効果を保証するものではありません。

レンタゲートでできること

レンタゲート(レンタカー予約管理)は、複数のOTAから届く予約メールを自動でひとつのフィードに統合し、当日の配車を現場でリアルタイムに共有できる、レンタカー事業者向けの予約管理アプリです。多言語の顧客チャット、予約情報の常時表示、写真・位置情報の共有、出庫・返却担当の割り当て、複数店舗・加盟店のまとめ運用に対応します。iPhone/Android対応・提供中です。

主な対応 OTA予約メールの自動統合(楽天トラベル・じゃらん・Klookほか)/多言語チャット(スタッフは日本語入力→自動翻訳)/予約情報の常時表示/写真・位置情報の共有/出庫・返却担当の割り当て/複数店舗・加盟店の一元運用。

  • 対応OS iOS/Android
  • 対象 レンタカー事業者
  • 料金 ¥30,000/月(税別)
  • 提供地域 日本

よくある質問

カカオトークは日本の法人アカウントが作れませんが、どう対応しますか?

レンタゲートは外部のカカオトークやLINEを連携するのではなく、自社の多言語チャットに置き換えて一本化します。お客様はQRコードやWebリンクから入室でき、スタッフは日本語で入力するだけで自動翻訳されます。個人アカウントの貸し借りや口頭共有は不要です。

外国人客とのやり取りは何語まで対応できますか?

韓国語・英語・中国語(繁体字)など複数言語に対応しています。スタッフは常に日本語で入力し、お客様の言語へ自動翻訳されます。対応言語は順次拡大しています。

OTAの予約メールはどこまで自動で取り込めますか?

楽天トラベル・じゃらん・Klookなど主要なOTAの予約メールを自動で読み取り、ひとつのフィードに統合します。変更・キャンセルも反映され、手入力は不要です。対応OTAは順次拡大しています。

複数店舗・加盟店でも使えますか?

複数の店舗や加盟店の予約をまとめて運用できます。拠点が増えても予約状況を一元的に把握できます。導入のご相談は support@okidokey.jp までお問い合わせください。

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この記事は、レンタカー予約管理アプリ「レンタゲート」を開発・運営するオキドキーコンサルティングが、実際の導入事業者の声をもとに執筆しています。レンタゲートの詳細はこちら →