JUNGLIA(ジャングリア)とは何か — 沖縄観光を変える巨大テーマパーク
JUNGLIA(ジャングリア)は2025年、沖縄北部の今帰仁村と名護市にまたがってオープンした大型自然体験テーマパークです。ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)を年間来場者700万人から1,400万人へV字回復させた伝説的マーケター森岡毅氏が率いる株式会社刀(カタナ)が企画・運営を担当しています。旧オリオンハッピーパーク一帯の亜熱帯の森を活用し、自然とエンターテイメントを融合した「パワーバカンス(Power Vacation)」という新たなコンセプトを掲げました。総投資額は約700億円規模で、オリオンビール、JTB、近鉄グループなどが共同出資した日本観光産業の大型プロジェクトです。年間200万人以上の来場者を目標としており、沖縄北部観光の地図そのものを塗り替えると期待されています。

森岡毅と刀(カタナ) — JUNGLIAを創った人々
森岡毅氏は日本のマーケティング業界で伝説的な存在です。P&G出身でUSJのCMO(最高マーケティング責任者)に就任後、当時経営危機に陥っていたUSJをハリー・ポッターエリアの導入と革新的マーケティングで劇的に復活させました。2017年に独立して設立した株式会社刀はその後ネスタリゾート神戸や他の観光プロジェクトでも成功を収め、JUNGLIAを最大のプロジェクトとして推進しました。彼の核心哲学は「消費者の本能的欲求に応える体験設計」で、JUNGLIAもまた大自然の中で体全体で感じるリアルエンターテイメントを目指しています。

主要アトラクション — 恐竜、ジップライン、洞窟、そして夜のジャングル
恐竜体験:森の中で出会う実物大恐竜
JUNGLIAの看板アトラクションはダイナソーサファリ(Dinosaur Safari)です。装甲オフロード車両に乗り込み亜熱帯の森を駆け抜けると、実物大アニマトロニクス恐竜が木々の間から咆哮しながら現れます。高さ19メートルのブラキオサウルス、目の前で唸りを上げるティラノサウルス・レックスなど約18〜20体が森のあちこちに配置され、まるでジュラシック・パークの中に入り込んだような緊張感を味わえます。また赤ちゃん恐竜探し(Finding Dinosaurs)では迷子になった赤ちゃん恐竜を探して森を探索するインタラクティブ体験ができ、お子様連れファミリーに特に人気です。

ジップライン&キャノピーツアー:亜熱帯の森の上を飛ぶ
スカイフェニックス(SKY PHOENIX)ジップラインは渓谷の上空40メートルの高さから280メートルを滑空するスリルアトラクションです。亜熱帯の森のキャノピーの上を鳥のように飛ぶ体験は、沖縄ではJUNGLIAだけが提供する唯一無二の経験です。またツリートップトレッキング(TREE-TOP TREKKING)では樹上に設置された歩道に沿って森のキャノピーを歩き、動植物を観察できます。身長132cm以上から参加可能で、10歳未満のお子様は18歳以上の保護者同伴が必要です。
洞窟探検:石灰岩洞窟アドベンチャー
沖縄北部特有の石灰岩地形を活かした洞窟探検アトラクションはJUNGLIAならではの差別化ポイントです。ヘルメットとヘッドランプを装着して実際の石灰岩洞窟に入り、鍾乳石と石筍を観察しながら自然が数万年をかけて作り上げた地下世界を体験します。洞窟内部の神秘的なライティング演出と相まって、探検家になったような没入感を味わえます。
水上アクティビティ:自然の海岸線を活用
JUNGLIA近隣の自然の海岸線を活かした水上アクティビティも用意されています。沖縄北部の透明度の高い海でカヤック、パドルボードなどを楽しめ、テーマパークの冒険コンセプトと連携した海洋アドベンチャープログラムが運営されています。ただし水上アクティビティは気象条件により運営が変動する場合がありますので、当日の現地確認をお勧めします。
ナイトジャングルウォーク:光に染まる夜の森
ナイトジャングルは日没後に亜熱帯の森が幻想的なイルミネーションに変身する夜間プログラムです。数千の照明が木々と植物を照らし、プロジェクションマッピングとサウンドが融合して昼間とは全く異なる幻想的な世界を作り出します。さらにジャングリアナイトフェス(JUNGLIA NIGHT FES)や花火(JUNGLIA HANABI)も加わり、夜のJUNGLIAは昼に劣らない感動を届けます。午後入場チケットでも夜間プログラムを楽しめるのでコスパ抜群です。
VR/AR統合体験:ハイテクと自然の融合
JUNGLIAは最先端のVR(仮想現実)とAR(拡張現実)技術を自然環境に溶け込ませた体験も提供しています。森の中を歩きながらAR機器を通して古代生物が目の前に現れる体験、洞窟の中でVRで水中世界を探検するプログラムなど、自然とテクノロジーが出会う新しいエンターテイメントが可能です。この最先端技術と大自然の融合こそ、東京や大阪の屋内型テーマパークとは一線を画すJUNGLIAの核心的魅力です。
スパ ジャングリア — ギネス世界記録のインフィニティバス
JUNGLIAのもう一つの自慢はスパ ジャングリア(SPA JUNGLIA)です。約26,000㎡規模のこの超大型スパ施設にはギネス世界記録に認定されたインフィニティバスがあります。地下約1,600メートルから汲み上げた天然温泉水を使用し、女湯10種、男湯9種の多彩な浴槽を備えています。露天サウナ、岩盤浴、洞窟風呂など、一日中冒険を楽しんだ後の疲れを癒すのに完璧な空間です。テーマパーク入場なしでスパのみ別途利用も可能です(大人約3,080円、子ども約1,870円)。
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実用情報 — 交通、チケット、訪問のコツ
アクセス:那覇からJUNGLIAまで
JUNGLIAは沖縄本島の北部エリアに位置するため、那覇からはそれなりの移動時間が必要です。レンタカーで那覇空港から沖縄自動車道を利用すると約1時間30分〜2時間。専用シャトルバスジャングリアエクスプレス(JUNGLIA EXPRESS)は那覇空港から運行しており、料金は約2,500円です。1日6便運行(50人乗り、事前予約推奨)なので、シャトル利用時は必ず事前予約をしてください。今帰仁村基準で美ら海水族館まで車で約20〜30分の距離にあり、1日で2か所を周遊しやすいです。
チケット料金の目安
1日券:大人(12歳以上)約6,000〜8,000円が見込まれています。子ども(4〜11歳)は大人の約60〜70%、3歳以下は無料です。パーク+スパ共通利用券、午後入場割引チケットなど多彩なオプションが用意されています。人気アトラクションの優先入場プレミアムパスも別途販売。正確な料金は公式サイトで最新情報をご確認ください。
おすすめ訪問時期とコツ
おすすめ時期は10〜11月または3〜4月。この時期は沖縄の気温が22〜26度で屋外活動に最適、かつオフシーズンで待ち時間も比較的短い。丸一日体験するなら開園時間に合わせて到着するのがおすすめ。人気アトラクションは待ち時間が1〜2時間以上になることもあるため、公式アプリをダウンロードしてリアルタイムの待ち時間を確認しましょう。雨具、帽子、日焼け止め、歩きやすいスニーカーは必携です。

美ら海水族館と合わせた北部沖縄2日間旅行コース
JUNGLIAの最大の地理的メリットは美ら海水族館との近さです。車で約20〜30分の距離にあるため、北部沖縄2日間の旅行コースにまとめると最高のプランになります。
1日目:朝那覇出発 → 沖縄自動車道 → JUNGLIA到着(午前)→ 恐竜サファリ、ジップライン、洞窟探検など体験 → スパ ジャングリアで疲れを癒す → ナイトジャングルと花火観賞 → 今帰仁または名護エリアの宿泊施設にチェックイン
2日目:宿出発 → 美ら海水族館(午前、開館直後の訪問がおすすめ)→ 昼食後今帰仁城跡ユネスコ世界遺産見学 → 午後那覇へ帰路、または備瀬のフクギ並木散策
このコースはJUNGLIAと美ら海水族館という沖縄北部の二大観光スポットを効率よく巡ることができ、特にファミリー旅行におすすめです。北部エリアに宿を取れば移動時間を大幅に短縮できます。

JUNGLIAが沖縄観光に与える影響
JUNGLIAのオープンは沖縄観光産業の歴史的転換点になると専門家は予測しています。従来の沖縄観光は那覇、中部のアメリカンビレッジ、美ら海水族館など数か所の拠点に集中していましたが、JUNGLIAの登場で北部全体が新たな観光拠点として浮上しています。年間200万人以上の来場者を目標としており、これは北部地域の宿泊施設、飲食店、交通インフラへの大規模投資を促しています。美ら海水族館とは競合ではなく相互補完の関係を志向しており、水族館の来場者がJUNGLIAも併せて訪れるシナジー効果が期待されています。
よくある質問
Q. JUNGLIAの訪問に最適な時期はいつですか?
A. 10〜11月または3〜4月が最も快適です。この時期は沖縄の気温が22〜26度で屋外活動に適しており、繁忙期でないため待ち時間も短め。7〜9月の夏季は気温が高く台風シーズンのため、屋外アトラクションの利用に制約が出る場合があります。冬季(12〜2月)は気温15〜20度で水上アクティビティにはやや涼しいですが、恐竜サファリと洞窟探検は通年楽しめます。
Q. チケットはどこで購入できますか?
A. JUNGLIA公式ウェブサイトで事前予約が可能です。繁忙期や週末は当日券が売り切れることがあるため、オンライン事前予約を強くおすすめします。人気アトラクション優先入場のプレミアムパスも別途販売。美ら海水族館とのセットチケットなど各種割引オプションは公式サイトで最新情報をご確認ください。
Q. JUNGLIAの近くに宿泊施設はありますか?
A. JUNGLIAと提携した公式ホテルとしてオリエンタルホテル沖縄(名護)、オリオンホテルもとぶ(本部)、カヌチャリゾート(名護)などがあり、宿泊者には15分早期入場の特典があります。今帰仁村と名護市周辺にはリゾートホテルから民宿まで多彩な宿泊施設が揃っています。JUNGLIAのオープンに伴い、北部エリアの新規宿泊施設の開発も活発に進んでいます。
Q. 美ら海水族館とJUNGLIAを1日で両方回れますか?
A. 可能ですが2日に分けて訪問することを強くおすすめします。JUNGLIAだけでも全アトラクションを体験するには丸一日必要です。1日で2か所を回る場合は、JUNGLIAを午前中3〜4時間体験し午後に水族館へ移動する方法がありますが、両方を十分に楽しむのは難しい。北部エリアに1泊すればゆとりを持って両方を満喫できます。