満タン返し — レンタカー返却の基本ルール
沖縄でレンタカーを借りたら最初に知っておくべきルールが満タン返し、つまり「燃料を満タンにして返却」することです。ほぼすべてのレンタカー会社がこのルールを適用しており、満タンにせず返却するとレンタカー会社が自社レートで給油代を請求します。この場合、市場価格より1リットルあたり30〜50円以上高くなるため、必ず自分で給油してから返却しましょう。

満タン返し実践ティップス:
- 返却直前の最寄りGSで給油しましょう。早すぎると返却までに消費する分だけ不足します
- 給油後のレシートは必ず保管。返却時に確認を求める会社もあります
- ほとんどのレンタカーはレギュラーガソリンを使用します。車両受取時に燃料の種類を必ず確認しましょう
- 沖縄本島は南北約106kmで、1日の観光では通常50〜100km走行します。コンパクトカーの燃費は約15〜20km/Lなので、1日の燃料費は約500〜1,000円程度です
沖縄のGSブランドとガソリン価格
沖縄のガソリン価格は本土平均より約5〜10円/L安いのが特徴です。2024年基準でレギュラーガソリンの平均価格はリッターあたり約165〜175円。政府補助金や離島補助金の影響です。
主要GSブランド:
- ENEOS(エネオス) — 日本最大のGSチェーンで沖縄でも最多。那覇市内、国道58号、329号沿いに多数
- 出光(いでみつ) — ENEOSに次ぐブランド。那覇市内と中部エリアに分布
- コスモ石油 — 中部以北に一部店舗
- ローカルGS — 大手チェーンに属さない独立系GSもあり、価格がやや安い場合が多い

観光地付近のGS一覧
| 観光地 | 最寄りGS | 距離 |
|---|---|---|
| 那覇空港(返却前) | ENEOS豊崎、出光小禄 | 5〜10分 |
| アメリカンビレッジ | ENEOS北谷、出光美浜 | 3〜5分 |
| 万座毛 | ENEOS恩納 | 5分 |
| 美ら海水族館 | ENEOS本部、出光名護 | 10〜15分 |
| 斎場御嶽 | ENEOS南城 | 10分 |
セルフGS利用完全ガイド
沖縄のGSの約60〜70%がセルフ方式です。フルサービスGSもありますが、セルフのほうが1リットルあたり5〜10円安いです。セルフ給油が初めての方への手順ガイド:
Step 1:駐車 — 給油機の前に車を停めます。給油口の位置を確認して該当する側に駐車
Step 2:静電気除去 — 車を降りたら静電気除去パッドにタッチします。この緑色のパッドは給油機に必ず設置されています
Step 3:支払い方法選択 — タッチパネルで現金またはクレジットカードを選択。海外クレジットカードも大半使用可能(Visa、Mastercard、JCB)
Step 4:油種選択 — レンタカーはほぼ100%レギュラー(赤いノズル)です。絶対にハイオク(黄色)や軽油(緑色)を選ばないでください
Step 5:給油量選択 — 満タンを選択します。定額・定量も可能ですが、返却前なら満タンが正解
Step 6:給油 — ノズルを給油口に差し込んでレバーを握ると給油開始。自動停止で完了
Step 7:レシート — 給油完了後にレシートを印刷して保管します

油種別ノズル色(絶対に間違えないで!)
| 油種 | ノズル色 | 用途 |
|---|---|---|
| レギュラーガソリン | 赤色 | ほとんどのレンタカー(オクタン価90) |
| ハイオクガソリン | 黄色 | 高級車・輸入車専用(オクタン価100) |
| 軽油(ディーゼル) | 緑色 | ディーゼル車専用(間違えると故障!) |
那覇空港付近のGS — 返却直前の必須ポイント
レンタカー返却前の最後の給油ポイントは旅の締めくくりで最も重要です。空港付近で給油しないとレンタカー会社に高額な料金で請求されます。
那覇空港周辺のおすすめGS:
- ENEOS豊崎店 — アウトレットモールあしびなー付近。那覇空港から車で約10分。セルフで価格も安い
- 出光小禄店 — 国道331号沿い。那覇空港から車で約7分
- ENEOS赤嶺店 — ゆいレール赤嶺駅付近。那覇空港から車で約5分
注意: 那覇空港のすぐ前にはGSがありません。返却30分前までに給油を済ませましょう。特に朝便の場合、前日の夜に給油しておくのも一つの方法です。
コインパーキング利用ガイド
沖縄、特に那覇市内ではコインパーキングを頻繁に利用します。時間制の有料駐車場で、基本的な使い方を知っておくと便利です。

コインパーキングの使い方:
- 入庫 — 空きスペースに駐車。地面のロック板が上がって車をロック
- 出庫時 — 精算機に駐車番号を入力して料金を支払い
- 支払い — 現金(100円・500円・1,000円)、一部はクレジットカード・電子マネー対応
- ロック解除 — 支払い完了後にロック板が下がれば出庫
エリア別駐車料金比較
| エリア | 時間料金 | 最大料金(24時間) | 備考 |
|---|---|---|---|
| 那覇 国際通り周辺 | 200〜300円/30分 | 1,200〜2,000円 | 週末・祝日は割増 |
| 那覇市内(その他) | 100〜200円/30分 | 800〜1,500円 | おもろまちDFS付近に多数 |
| アメリカンビレッジ | 無料 | 無料 | 施設利用者専用大規模駐車場 |
| 恩納/名護 | 100〜200円/60分 | 500〜1,000円 | 観光地周辺のみ有料 |
| 美ら海水族館 | 無料 | 無料 | 約1,800台収容可能 |
| 首里城 | 無料(地下) | 無料 | 320台。繁忙期は午前中に満車の可能性 |
主要観光地の駐車場情報
那覇エリア
国際通り:通り沿いに駐車場はありません。周辺コインパーキングまたは壺屋やちむん通り駐車場(60分300円)を利用。ヒント: 国際通り西端の県民広場地下駐車場は1時間350円、最大2,000円で比較的お得です。
首里城:無料地下駐車場320台。頂上付近まで車で上がれて便利。ただしGW、夏季は午前10時前の到着推奨。
中部エリア
アメリカンビレッジ:無料大規模駐車場完備。約1,500台収容。施設利用者は無料なので駐車の心配なし。
万座毛:無料駐車場約200台。2020年新設の観光案内センター隣に整備。施設利用時無料。
北部エリア
美ら海水族館:海洋博公園内無料駐車場約1,800台。沖縄最大級の観光地ですが駐車場が十分で、ほぼ満車になりません。P7駐車場(水族館最寄り)推奨。
古宇利島:古宇利オーシャンタワー無料駐車場約200台。古宇利大橋を渡ってすぐ右側。

沖縄自動車道 — 高速道路完全ガイド
沖縄唯一の高速道路沖縄自動車道は那覇ICから許田ICまで約57kmを結びます。那覇から美ら海水族館や北部観光地へ向かう際に必須です。
主要区間別通行料金
| 区間 | 普通車料金 | 距離 | 所要時間 |
|---|---|---|---|
| 那覇IC → 西原IC | 210円 | 6.7km | 約7分 |
| 那覇IC → 北中城IC | 370円 | 16.2km | 約15分 |
| 那覇IC → 沖縄南IC | 520円 | 23.3km | 約20分 |
| 那覇IC → 石川IC | 730円 | 33.3km | 約30分 |
| 那覇IC → 金武IC | 840円 | 39.5km | 約35分 |
| 那覇IC → 許田IC(終点) | 1,020円 | 57.3km | 約50分 |
注意事項:
- 高速道路内にGS(SA/PA)がありません。必ず進入前に給油を済ませてください
- ETCカードがあれば便利ですが、レンタカーにETC車載器が搭載されているか必ず確認を。ETCがなければ一般レーンを利用
- 最高速度は80km/h。本土の高速道路(100〜120km/h)より低いので注意
- 那覇方面合流時は渋滞注意 — 通勤時間帯(7:00〜9:00、17:00〜19:00)は那覇IC付近が混雑します
ホテル駐車場 — エリア別状況
那覇市内ホテル: 1泊1,000〜2,000円の有料駐車が一般的。予約時に駐車場の有無と料金を必ず確認。先着順が多く、満車時は近くのコインパーキングを利用する必要があります。
リゾートホテル(恩納・名護など): ほとんど無料駐車場完備。大規模リゾートは500〜1,000台規模の駐車場を備えており安心です。
ビジネスホテル: 那覇市内は1泊500〜1,500円、地方は無料のところが多いです。
ビーチ駐車場 — ほぼ無料、例外に注意
沖縄のほとんどのビーチは無料駐車場を備えています。ただし一部の人気ビーチは有料のため事前確認を。
- 無料:アラハビーチ、サンセットビーチ(アメリカンビレッジ)、波の上ビーチ、エメラルドビーチ(海洋博公園内)、ニライビーチ
- 有料:万座ビーチ(宿泊者以外有料)、ブセナビーチ(施設利用料に含む)
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駐車違反 — 那覇では特に注意
沖縄、特に那覇市内では駐車違反の取り締まりが厳しいです。2006年の改正道路交通法以降、民間の監視員が駐車違反を取り締まっています。
- 反則金:普通車基準15,000円
- 重点取り締まりエリア:国際通り、那覇新都心(おもろまち)、58号線沿いが特に注意
- 「ちょっとだけ」はダメ:コンビニに5分入った間にもステッカーが貼られる可能性あり
- レンタカーの場合、反則金はレンタカー会社経由で請求され、追加事務手数料がかかることも
マップコード — 沖縄カーナビの必須知識
沖縄レンタカーのカーナビで目的地を設定する際、住所よりマップコードを入力するのが便利。マップコードは日本全国を約30m×24mの格子で区切り、各地点に固有番号を付けたシステムで、6〜10桁の数字です。
マップコードの使い方:
- カーナビメニューで「マップコード」入力を選択
- 数字を入力して検索
- 該当位置が地図に表示されたら目的地に設定
主要観光地マップコード:
| 観光地 | マップコード |
|---|---|
| 美ら海水族館 | 553 075 797 |
| 首里城 | 33 161 526 |
| 万座毛 | 206 312 039 |
| 国際通り(中央) | 33 157 411 |
| アメリカンビレッジ | 33 526 450 |
| 古宇利大橋 | 485 692 174 |
| ニライカナイ橋 | 232 594 503 |
| 斎場御嶽 | 232 594 503 |
節約ティップスまとめ
- セルフGSを利用 — フルサービスよりリットルあたり5〜10円安い
- 無料駐車場が多い — 美ら海水族館、アメリカンビレッジ、首里城など主要観光地はすべて無料
- 国際通りはモノレールで — 那覇市内観光はゆいレールを利用すれば駐車ストレスとコストを削減
- 高速道路はETC割引を確認 — 深夜割引(0:00〜4:00、30%割引)などを活用
- 給油アプリ活用 — gogo.gsアプリで周辺の最安GSを検索可能
- 支払いはクレジットカードで — ほとんどのセルフGSで海外クレジットカード(Visa、Mastercard)が使えるので両替不要
よくある質問
Q. レンタカー返却時に燃料を満タンにしないとどうなりますか?
A. レンタカー会社が自社レートで給油代を請求します。このレートは市場価格より1リットルあたり30〜50円以上高いため、必ず返却前に自分で給油するのが経済的です。給油レシートを保管しておくとトラブル防止になります。
Q. セルフGSで言葉が通じない時はどうすればいいですか?
A. 最新のセルフGSのタッチパネルは日本語・英語・中国語・韓国語の多言語対応が増えています。多言語未対応でも赤いノズル(レギュラー)を選んで満タンボタンを押すだけ。困ったらインターホンでスタッフを呼べます。
Q. コインパーキングで現金がない場合は?
A. 最近の沖縄のコインパーキングもクレジットカード、電子マネー(Suica、PASMOなど)対応が増加中。ただしまだ現金のみの駐車場が半数以上なので、100円硬貨と1,000円札は常に準備しておくのが安心です。
Q. 沖縄の高速道路にSA/PAはありますか?
A. 沖縄自動車道には中城PAと伊芸SAがあります。トイレ、自販機、簡易売店がありますが、GSはありません。高速道路利用前に必ず一般道で給油を済ませてください。