実用情報

国際通り食べ歩きコース完全ガイド — 奇跡の1マイルで楽しむ沖縄グルメツアー

2026年2月28日 9分で読める 7 0
国際通り食べ歩きコース完全ガイド — 奇跡の1マイルで楽しむ沖縄グルメツアー

ゆいレール県庁前駅を降りると、目の前に約1.6kmの直線大通りが延びています。国際通り—— 1945年の沖縄戦で焼け野原となった那覇市内から、わずか数年で商店街として復活し、「奇跡の1マイル」の異名を持つ通りです。現在は600以上の店舗と飲食店がひしめく沖縄最大の繁華街であり、沖縄の味を一通りで全て味わえる食べ歩きの聖地です。

昼間の国際通り全景 — 那覇最大の繁華街の活気ある様子
那覇のメインストリート国際通り。600以上の店舗と飲食店が1.6kmに密集している (Wikimedia Commons / CC BY 4.0)

「奇跡の1マイル」— 国際通りの歴史

国際通りという名前は、戦後この通りに建てられた「アーニーパイル国際劇場」に由来します。沖縄戦で戦死した米軍の従軍記者アーニー・パイルの名を冠したこの劇場が通りのランドマークとなり、自然と「国際通り」と呼ばれるようになりました。

1950年代に牧志周辺の道路が整備され小さな商店が集まり始め、焼け野原から驚くべき速度で商業通りが形成されたことから「奇跡の1マイル」と呼ばれるようになりました。現在はリウボウ百貨店から安里交差点まで、ドラッグストア、居酒屋、土産物店、ステーキハウスがぎっしり並んでいます。

2時間食べ歩きコース — この順番で歩こう

国際通り食べ歩きのコツは少しずついろいろ味わうこと。一箇所でお腹いっぱいにしてはいけません!以下のコースは県庁前駅から出発し、牧志公設市場を経由して安里駅方面に歩くルートです。

おすすめ食べ歩きコース(約2時間)

順番グルメ予算ポイント
1ポークたまごおにぎり¥300~400朝食代わり、歩きながら食べられる
2サーターアンダギー(揚げたて)¥100~200黒糖味がおすすめ、ストリートスナック
3牧志市場のお刺身¥500~1,0001階で買って2階で調理
4タコライス¥600~900沖縄のソウルフード、ハーフサイズ注文
5ブルーシールアイスクリーム¥350~500紅芋味は必食

総予算:約¥1,850~3,000

① ポークたまごおにぎり — 沖縄式の朝ごはん

ポークたまごおにぎりは、スパム(ポークランチョンミート)と卵焼きをご飯の上に乗せて海苔で巻いた沖縄式のおにぎりです。コンビニでも買えますが、国際通り入口の専門店で作りたてを食べるのは全く別の体験です。

ポークたまごおにぎり — スパムと卵焼きを乗せた沖縄式おにぎり
沖縄の国民的おやつポークたまごおにぎり。スパム・卵・ご飯のシンプルな組み合わせだが、専門店の作りたてはコンビニとは次元が違う (Wikimedia Commons / CC0)

💡 注文のコツ:基本のポークたまご以外に、油揚げ味ゴーヤ味明太子味など限定メニューがあります。人気メニューは午前中に売り切れるので早めに行きましょう。

② サーターアンダギー — 沖縄のドーナツ

サーターアンダギーは「砂糖を揚げたもの」という意味の沖縄方言に由来する伝統的な揚げ菓子です。外はサクサク、中はしっとりの食感が特徴で、揚げたてと冷めたものでは味が全く異なります。

サーターアンダギー — 沖縄の伝統揚げドーナツ、黒糖味
国際通りで揚げたてのサーターアンダギー。黒糖味が最も伝統的で、1個100〜200円で気軽に楽しめる (Wikimedia Commons / CC0)

③ 牧志公設市場 — 「沖縄の台所」

国際通りから市場本通りアーケードを5分歩くと、那覇市民の台所牧志公設市場に到着します。2023年にリニューアルオープンした新しい建物は清潔で快適でありながら、昔の市場の活気をそのまま残しています。

牧志市場の真髄は「持ち上げ」システムです。1階で新鮮な魚介類やお肉を選ぶと、2階の食堂で500〜1,000円の調理代を払い、刺身、焼き物、揚げ物など即席で調理して食べられます。

2023年リニューアルオープンした牧志公設市場の新築建物
2023年にリニューアルオープンした牧志公設市場。きれいな新しい建物でも昔の市場の活気がそのまま続いている (Wikimedia Commons / Public Domain)
牧志公設市場の新鮮なお刺身 — 1階で買って2階で食べるシステム
牧志市場の新鮮なお刺身。1階でお好みの魚介を選ぶと、2階で即席調理してもらえる (Wikimedia Commons / CC BY 2.0)

💰 持ち上げ予算ガイド:魚介の価格(1階)+ 調理代(2階 ¥500~1,000)= 1人約¥1,500~3,000。2〜3人で行くと色々な魚介をシェアできてさらにお得です。

④ タコライス — 沖縄が発明したソウルフード

タコライスはメキシコのタコスの具材(ひき肉、チーズ、レタス、トマト、サルサソース)をご飯の上にのせた沖縄発祥の創作料理です。1984年に金武町の米軍基地周辺の食堂「キングタコス」で初めて作られ、今では沖縄全域で食べられるソウルフードとなっています。

タコライス — ご飯の上にタコスの具を乗せた沖縄発祥の創作料理
沖縄のソウルフード、タコライス。ご飯の上にシーズニングしたひき肉、チーズ、野菜、サルサソースをトッピング (Wikimedia Commons / CC BY 2.0)

💡 食べ歩きのコツ:食べ歩きコース中ならハーフサイズを注文しましょう。多くの食堂でハーフサイズメニューを提供しており、色々なものを少しずつ味わうのに最適です。

⑤ ブルーシールアイスクリーム — 米軍基地生まれの味

ブルーシールは1948年に米軍基地内の乳製品工場から始まった沖縄を代表するアイスクリームブランドです。約30種類以上のフレーバーの中で最も沖縄らしい味は紅芋シークヮーサー(沖縄ライム)です。

国際通りにはブルーシール直営店が複数あり、見つけやすいです。暑い日にはソフトクリーム、涼しい日にはワッフルコーンダブルがおすすめです。

見逃さないで — 路地裏の隠れた名店

国際通りの本当の名店はメイン通りではなく横丁の奥にあります。特に市場本通り、平和通り、むつみ橋通りなどのアーケード横丁には、観光客があまり知らないローカルな居酒屋や食堂が隠れています。

横丁別の特徴

横丁雰囲気おすすめ
市場本通り市場横丁、活気魚介類、市場スナック
平和通りローカル感沖縄そば、家庭料理
むつみ橋通りナイトライフ、居酒屋泡盛、おつまみ
小通りカフェ通りスペシャルティコーヒー、デザート

お土産グルメ — 持ち帰りたい味

国際通りにはお土産店も密集しているので、食べ歩きコースの最後にショッピングするのに便利です。

  • ちんすこう:琉球王国時代から続く伝統菓子。ラードと小麦粉で作ったサクサクのクッキー
  • 紅芋タルト:紫芋を使った沖縄No.1のお土産
  • 泡盛:沖縄の伝統蒸留酒。3年以上熟成した「古酒(くーす)」がプレミアム
  • 海ぶどう:海のぶどうと呼ばれる海藻。要冷蔵
夕暮れ時の国際通り — ネオンが輝く活気ある夜の通り
日が暮れるとネオンが灯り、国際通りのもう一つの顔が現れる。居酒屋やライブハウスが夜の活気を演出する (Wikimedia Commons / CC BY 2.5)

実用情報

国際通り訪問情報

項目内容
場所那覇市松尾〜安里(ゆいレール県庁前駅〜安里駅)
全長約1.6km(徒歩20〜25分)
食べ歩き所要時間約2〜3時間(撮影・買い物含む)
トランジットモール毎週日曜 12:00〜18:00 歩行者天国
牧志市場8:00〜21:00(毎月第4日曜休み)
那覇空港からゆいレール約15分(県庁前駅下車)
おすすめ時間帯午前10時〜午後1時(食べ歩き)、夕方5時〜(居酒屋)

⚠️ 注意事項:国際通りのほとんどのお店は現金・カード両方使えますが、牧志市場の小さなお店では現金のみの場合があります。少額の現金(¥3,000〜5,000)を用意しておきましょう。

よくある質問(FAQ)

Q. 国際通りの食べ歩きにいくら必要ですか?

食べ歩きコースだけなら約¥2,000〜3,000で十分です。牧志市場で海鮮を食べると+¥1,500〜3,000程度追加されます。

Q. 日曜日に行っても大丈夫ですか?

日曜12:00〜18:00は国際通りが歩行者天国(「トランジットモール」)になります。車を気にせず道の真ん中を歩きながら食べ歩きができるので、むしろおすすめです。ただし、牧志市場は毎月第4日曜が休みですのでご確認ください。

Q. 空港からすぐ行けますか?

はい。那覇空港からゆいレールで約15分で県庁前駅に到着します。荷物は駅のコインロッカーに預けて食べ歩きを始めましょう。

おすすめ

シェアする